私は、生まれつきの弱視で、全く見えないわけではありません。日常生活を一人でこなせるくらいは見えてます。それが故にし弱視ということを隠せてもいました。だから、子供の頃から時分の見えかたを人には言えませんでした。自分の気持ちを人には伝えるのが苦手でした。「お前、見えないのかよ」とか「障害者の癖に」とか言われるのが怖かったのかなぁ?
自分を表現しにくいのって障害の有無に関係なく、自己表現の仕方には子供一人一人違いますよね。
そんな私に、自分の気持ちを表現できるようにしてくれたのが、スポーツでした。子供の頃表現を隠していたのか、今でも気持ちを伝えるのは下手ですが、スポーツが私に自分の気持ちを表現することを教えてくれています。豊かさをくれています。社会を広げてくれています。
もちろん、スポーツに限らず、一人一人が、これだ!って思えるのは、音楽や絵など様々です。そして、これだ!って思えるものに出会い、取り組む中でも失敗あり葛藤もあります。
それをピリオドに導くのか、バネにするのか?、周囲の関係者含めて自分自身でも考えられる人が、真の強い選手や芸術家などでは?。意味わからなく、しかも偉そうに、と思われるとは思いますが、私にとっては、次の目標を決める、スポーッをやりたい根底なのかもしれません。